ホーム くらしの安全暴力団・拳銃・薬物平成30年中の薬物情勢

平成30年中の薬物情勢

全国の薬物情勢

  •  覚醒剤事犯検挙人員は、近年わずかに減少が続く中、平成30年においても9,868人と引き続きわずかに減少し、1万人を下回りました。
  •  一方で、大麻事犯検挙人員は3,578人と若年層を中心に平成26年以降増加が続き、過去最多となった前年を大幅に更新しており、大麻事犯検挙人員の増加が薬物事犯検挙人員全体を押し上げました。
  •  危険ドラッグ事犯の検挙人員は396人と、前年に引き続き大幅に減少しました。

全国の覚醒剤事犯検挙状況

区  分 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成30年
検  挙  人  員 10,958 11,022 10,457 10,113 9,868
うち暴力団構成員等 6,024 5,712 5,067 4,751 4,645
押 収 量 (kg) 487.5 429.7 1,495.4 1,118.1 1,138.6
【平成30年中の特徴点】
  • 検挙人員は9,868人で、前年対比245人(2.4%)減少
  • 暴力団構成員等の検挙人員は4,645人(47.1%)で、前年対比106人(2.2%)減少
  • 押収量は1,138.6kgで、前年対比20.5kg(1.8%)増加

全国の大麻事犯検挙状況

区    分 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成30年
検  挙  人  員 1,761 2,101 2,536 3,008 3,578
うち暴力団構成員等 484 591 649 742 762
乾燥大麻押収量 (kg) 165.0 101.0 133.1 176.3 280.4
大麻樹脂押収量 (kg) 36.7 3.9 0.9 20.7 2.9
【平成30年中の特徴点】
  • 検挙人員は3,578人で、前年対比570人(18.9%)増加
  • 暴力団構成員等の検挙人員は762人(21.3%)で、前年対比20人(2.7%)増加
  • 乾燥大麻の押収量は280.4kgで、前年対比104.1kg(59.0%)増加

「大麻は違法薬物です。」「大麻 警察庁」ホームページへのリンクです。

全国の麻薬・向精神薬事犯検挙状況

区  分 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成30年
検  挙  人  員 378 398 412 409 415
うち暴力団構成員等 108 80 65 69 50
合成麻薬押収量(錠) 479 1,055 5,021 3,181 12,303
【平成30年中の特徴点】
  • 検挙人員は415人で、前年対比6人(1.5%)増加
  • 暴力団構成員等の検挙人員は50人(12.0%)で、前年対比19人(27.5%)減少
  • 合成麻薬押収量は12,303錠で、前年対比9,122錠(286.8%)増加

全国の薬物密輸入事犯検挙状況(検挙人員)

区  分 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成30年
覚 醒 剤 176 96 97 153 157
大  麻 40 59 42 67 63
麻薬・向精神薬 63 94 78 69 92
【平成30年中の特徴点】
  • 覚醒剤事犯の検挙人員は157人で、前年対比4人(2.6%)増加
  • 大麻事犯の検挙人員は63人で、前年対比4人(6.0%)減少
  • 麻薬・向精神薬事犯の検挙人員は92人で、前年対比23人(33.3%)増加

山口県の薬物情勢

  • 覚醒剤事犯の検挙人員は減少しましたが、近年横ばい状態が続いています。検挙人員のうち暴力団構成員等の検挙人員が31.2%を占めています。
  • 大麻事犯の検挙人員は8、麻薬事犯の検挙人員は3でした。

山口県の覚醒剤検挙状況

区  分 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成30年
検  挙  人  員 90 88 95 80 77
うち暴力団構成員等 37 31 40 25 24
押 収 量 (g) 22.8 47.7 91.8 45.0 978.0
【平成30年中の特徴点】
  • 検挙人員は77人で、前年対比3人(3.8%)減少
  • 暴力団構成員等の検挙人員は24人(31.2%)で、前年対比1人(4.0%)減少
  • 押収量は978.0gで、前年対比933.0g(2,073.3%)増加

山口県の大麻事犯検挙状況

区  分 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成30年
検  挙  人  員 7 0 9 10 8
乾燥大麻押収量(g) 12.0 30.5 517.5 306.1 33.1
大麻草押収量(本) 23 0 6 0 0

【平成30年中の特徴点】

  • 検挙人員は8人で、前年対比2人(20%)減少
  • 乾燥大麻の押収量は33.1gで、前年対比273.0g(89.2%)減少

山口県の麻薬・向精神薬事犯検挙状況

区  分 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成30年
検  挙  人  員 2 0 2 1 3
向精神薬押収量(錠) 0 0 0 0 0
麻薬押収量(g) 0.3 0.3 1.7 1.4 0.1
麻薬押収量(錠) 3 0 0 0 0

【平成30年中の特徴点】

  • 検挙人員は3人で、前年対比2人(200%)増加
  • 麻薬押収量は0.1gで、前年対比1.3g(92.9%)減少

主な薬物

区 分 一 般 名 俗  名 薬 理 作 用 形  状
覚醒剤 メタンフェタミン
アンフェタミン
及びその塩類
シャブ
S(エス)
ヤーバー(錠剤型)
 依存性が強く、乱用を続けると中枢神経に
異常をきたし、幻想や妄想に襲われる。
 また、頬がこけ、歯が抜けるなど身体への
影響も大きく、大量摂取すると、急性中毒に
より死に至る場合もある。
   覚醒剤       錠剤型覚醒剤
 パケ    錠剤
 大 麻 乾燥大麻
大麻樹脂
液体大麻
マリファナ
ハシッシュ
ハシッシュオイル
 感覚が過敏になり、変調を来したり、感情が
不安定になるため、興奮状態に陥り、幻覚や
妄想等に襲われる。
 また、何もやる気のない状態となる 「無動機
症候群」に陥ることもある。
 乾燥大麻     大麻樹脂
 乾燥大麻  大麻樹脂
合成麻薬 MDMA エクスタシー
バツ
タマ
 視覚、聴覚を変化させ、その乱用は、不安や
不眠等をもたらす。
 また、強い精神的依存性があり、乱用によっ
て錯乱状態に陥ることがあり、特に脳機能へ
の悪影響が指摘されている。
       MDMA

危険ドラッグの現状

1 危険ドラッグについて
 ○  覚醒剤、大麻、麻薬等の規制された薬物の化学構造に似せて作られた薬物
 ○   旧薬事法、新法(医薬品医療機器等法)で、2,376物質を指定薬物として規制、
   麻薬取締法として麻薬197物質規制  (平成31年3月1日現在)
 ○   旧薬事法改正により、平成26年4月1日から指定薬物の「所持」「使用」を禁止、罰則を規定

2 危険ドラッグのもつ危険性
 ○   接種方法~吸引、吸煙、嚥下、注射
 ○   症状~意識障害、意識酩酊、痙攣、呼吸困難等を引き起こし、死亡に至るケースも多数

3 危険ドラッグ関連事件検挙【平成30年中・全国】
  

  医薬品医療
機器等法違反
麻向法違反 交通関連違反 その他 総  計
事件数 人員 事件数 人員 事件数 人員 事件数 人員 事件数 人員
全  国 336 346 45 48 1 1 1 1 383 396

  ※危険ドラッグの検挙事件数・人員は、実務統計(警察庁において調査等により集計する数値)です。
 

(編集 組織犯罪対策課)