ホーム くらしの安全暴力団・拳銃・薬物令和2年中の薬物情勢

令和2年中の薬物情勢

全国の薬物情勢

 

  •    薬物事犯検挙人員は、近年横ばいが続く中、令和2年は14,079人と前年からわずかに増加ました。
  •  このうち、覚醒剤事犯検挙人員は、近年減少傾向にあり、令和2年においても8,471人と引き続き減少しましたが、大麻事犯検挙人員は、若年層を中心に平成26年以降増加が続き、令和2年も過去最高となった前年を大幅に上回る5,034人となりました。
  •  覚醒剤密輸入事犯検挙件数は、73件と前年より大幅に減少する一方で、大麻栽培事犯の検挙人員は近年増加傾向にあり、令和2年は232人と前年より大幅に増加しました。
  •  危険ドラッグ事犯の検挙人員は150人と、前年に引き続き大幅に減少しました。

全国の覚醒剤事犯検挙状況

区  分 平成28年 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年
検  挙  人  員 10,457 10,113 9,868 8,584 8,471
うち暴力団構成員等 5,067 4,751 4,645 3,738 3,577
押 収 量 (kg) 1,495.4 1,118.1 1,138.6 2,293.1 437.2
【令和2年中の特徴点】
  • 検挙人員は8,471で、前年に比べ113(1.3%)減少
  • 暴力団構成員等の検挙人員は3,577人(42.2%)で、前年に比べ161(4.3%)減少
  • 押収量は437.2kgで、前年に比べ1,855.9kg(80.9%)減少

全国の大麻事犯検挙状況

区    分 平成28年 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年
検  挙  人  員 2,536 3,008 3,578 4,321 5,034
うち暴力団構成員等 649 742 762 780 751
乾燥大麻押収量 (kg) 133.1 176.3 280.4 350.2 265.1
大麻樹脂押収量 (kg) 0.9 20.7 2.9 12.8 3.4
【令和2年中の特徴点】
  • 検挙人員は5,034人で、前年に比べ713(16.5%)増加
  • 暴力団構成員等の検挙人員は751人(14.9%)で、前年に比べ29(3.7%)減少
  • 乾燥大麻の押収量は265.1kgで、前年に比べ85.1kg(24.3%)減少

「大麻は違法薬物です。」「大麻 警察庁」ホームページへのリンクです。

全国の麻薬・向精神薬事犯検挙状況

区  分 平成28年 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年
検  挙  人  員 412 409 415 457 562
うち暴力団構成員等 65 69 50 58 59
合成麻薬押収量(錠) 5,021 3,181 12,303 73,935 90,322
【令和2年中の特徴点】
  • 検挙人員は562で、前年に比べ105(23%)増加
  • 暴力団構成員等の検挙人員は59人(10.5%)で、前年に比べ1(1.7%)増加
  • 合成麻薬押収量は90,322錠で、前年に比べ16,387(22.2%)増加

全国の薬物密輸入事犯検挙状況(検挙人員)

区  分 平成28年 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年
覚 醒 剤 97 153 157 333 114
大  麻 42 67 63 80 53
麻薬・向精神薬 78 69 92 85 68
【令和2年中の特徴点】
  • 覚醒剤密輸入事犯の検挙人員は114人で、前年に比べ219(65.8%)減少
  • 大麻密輸入事犯の検挙人員は53人で、前年に比べ27(33.8%)減少
  • 麻薬・向精神薬密輸入事犯の検挙人員は68人で、前年に比べ17人(20%)減少

山口県の薬物情勢

  • 覚醒剤事犯の検挙人員は近年横ばい状態が続く中、令和2年中は58人減少しましたが、暴力団構成員等の検挙人員が41.4%を占めています。
  • 大麻事犯の検挙人員は過去10年で最多の15人となりました

山口県の覚醒剤検挙状況

区  分 平成28年 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年
検  挙  人  員 95 80 77 77 58
うち暴力団構成員等 40 25 24 24 24
押 収 量 (g) 91.8 45.0 978.0 16.4 18.8
【令和2年中の特徴点】
  • 検挙人員は58人で、前年に比べ19人(24.7%)減少
  • 暴力団構成員等の検挙人員は24人で、前年と同数
  • 押収量は18.8gで、前年に比べ2.4g(14.6%)増加

山口県の大麻事犯検挙状況

区  分 平成28年 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年
検  挙  人  員 9 10 8 4 15
乾燥大麻押収量(g) 517.5 306.1 33.1 116.0 224.1
大麻草押収量(本) 6 0 0 20 12

【令和2年中の特徴点】

  • 検挙人員は15人で、前年に比べ11人(275%)増加
  • 乾燥大麻の押収量は224.1gで、前年に比べ108.1g(93.2%)増加
  • 大麻草の押収量は12本で、前年に比べ8本減少

山口県の麻薬・向精神薬事犯検挙状況

区  分 平成28年 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年
検  挙  人  員 2 1 3 4 2
麻薬押収量(g) 1.7 1.4 0.1 0 0
麻薬押収量(錠) 0 0 1 105 0
向精神薬(錠) 0 0 0 0 2,829

【令和2年中の特徴点】

  • 検挙人員は2人で、前年に比べ2(50%)減少
  • 麻薬の押収量(錠)は2,829錠で、前年に比べ2,829錠増加

主な薬物

区 分 一 般 名 俗  名 薬 理 作 用 形  状
覚醒剤 メタンフェタミン
アンフェタミン
及びその塩類
シャブ
S(エス)
ヤーバー(錠剤型)
 依存性が強く、乱用を続けると中枢神経に
異常をきたし、幻想や妄想に襲われる。
 また、頬がこけ、歯が抜けるなど身体への
影響も大きく、大量摂取すると、急性中毒に
より死に至る場合もある。
   覚醒剤       錠剤型覚醒剤
 パケ    錠剤
 大 麻 乾燥大麻
大麻樹脂
液体大麻
マリファナ
ハシッシュ
ハシッシュオイル
 感覚が過敏になり、変調を来したり、感情が
不安定になるため、興奮状態に陥り、幻覚や
妄想等に襲われる。
 また、何もやる気のない状態となる 「無動機
症候群」に陥ることもある。
 乾燥大麻     大麻樹脂
 乾燥大麻  大麻樹脂
合成麻薬 MDMA エクスタシー
バツ
タマ
 視覚、聴覚を変化させ、その乱用は、不安や
不眠等をもたらす。
 また、強い精神的依存性があり、乱用によっ
て錯乱状態に陥ることがあり、特に脳機能へ
の悪影響が指摘されている。
       MDMA

危険ドラッグの現状

《危険ドラッグ》
 ○  覚醒剤、大麻、麻薬等の規制された薬物の化学構造に似せて作られた薬物
 ○   旧薬事法、新法(医薬品医療機器等法)で、2,392物質を指定薬物として規制、
   麻薬取締法として麻薬216物質規制  (令和3年3月25日現在)
 ○   旧薬事法改正により、平成26年4月1日から指定薬物の「所持」「使用」を禁止、罰則を規定

《危険ドラッグのもつ危険性》
 ○   接種方法~吸引、吸煙、嚥下、注射
 ○   症状~意識障害、意識酩酊、痙攣、呼吸困難等を引き起こし、死亡に至るケースも多数

《危険ドラッグ関連事件検挙【令和2年中・全国】》
  

  医薬品医療
機器等法違反
麻向法違反 交通関連違反 その他 総  計
事件数 人員 事件数 人員 事件数 人員 事件数 人員 事件数 人員
全  国 123 131 15 19 0 0 0 0 138 150

  ※危険ドラッグの検挙事件数・人員は、実務統計(警察庁において調査等により集計する数値)です。
 

(編集 組織犯罪対策課)