ホーム くらしの安全暴力団・拳銃・薬物平成28年中の薬物情勢

平成28年中の薬物情勢

全国の薬物情勢

  • 覚醒剤事犯の検挙人員は、ほぼ前年並みに推移し、依然として1万人を超えており、また、検挙人員のうち暴力団構成員等が約半数を占めることから、同構成員等の覚醒剤事犯への関与の強さがうかがえます。
  • 大麻事犯の検挙人員は昨年に続き2千人を超えており、その主な特徴として、20歳未満、20歳代及び30歳代の検挙人員に占める割合が増加していることから、若年層を中心に乱用傾向が増大していることが挙げられます。
  • 危険ドラッグ事犯の検挙人員は、5年ぶりに減少し、その約6割は平成27年末までに認知したものとなっています。

全国の覚醒剤事犯検挙状況

区  分 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
検  挙  人  員 11,577 10,909 10,958 11,022 10,457
うち暴力団構成員等 6,373 6,096 6,024 5,712 5,067
押 収 量 (kg) 348.5 831.9 487.5 429.7 1,495.4
【平成28年中の特徴点】
  • 検挙人員は10,457人で、前年対比565人(5.1%)減少
  • 暴力団構成員等の検挙人員は5,067人(48.5%)で、前年対比645人(11.3%)減少
  • 押収量は1,495.4kgで、前年対比1,065.7kg(248.0%)増加

全国の大麻事犯検挙状況

区    分 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
検  挙  人  員 1,603 1,555 1,761 2,101 2,536
うち暴力団構成員等 562 467 484 591 649
乾燥大麻押収量 (kg) 301.8 161.5 165.0 101.0 133.1
大麻樹脂押収量 (kg) 41.7 1.1 36.7 3.9 0.9
【平成28年中の特徴点】
  • 検挙人員は2,536人で、前年対比435人(20.7%)増加
  • 暴力団構成員等の検挙人員は649人(25.6%)で、前年対比58人(9.8%)増加
  • 乾燥大麻の押収量は133.1kgで、前年対比32.1kg(31.8%)増加

全国の麻薬・向精神薬事犯検挙状況

区  分 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
検  挙  人  員 280 478 378 398 412
うち暴力団構成員等 77 150 108 80 65
合成麻薬押収量(錠) 3,674 2,135 479 1,055 5,021
【平成28年中の特徴点】
  • 検挙人員は412人で、前年対比14人(3.5%)増加
  • 暴力団構成員等の検挙人員は65人(15.8%)で、前年対比15人(18.8%)減少
  • 合成麻薬押収量は5,021錠で、前年対比3,966錠(375.9%)増加

全国の薬物密輸入事犯検挙状況(検挙人員)

区  分 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
覚 醒 剤 170 160 176 96 97
大  麻 67 43 40 59 42
麻薬・向精神薬 24 48 63 94 78
【平成28年中の特徴点】
  • 覚醒剤事犯の検挙人員は97人(44.7%)で、前年対比1人(1.0%)増加
  • 大麻事犯の検挙人員は42人(19.4%)で、前年対比17人(28.8%)減少
  • 麻薬・向精神薬事犯の検挙人員は78人(35.9%)で、前年対比16人(17.0%)減少

山口県の薬物情勢

  • 覚醒剤事犯の検挙人員は増加しましたが、近年横ばい状態が続いています。検挙人員のうち暴力団構成員等の検挙人員が42.1%を占めています。
  • 大麻事犯の検挙人員は9人、麻薬事犯の検挙人員は2人でした。

山口県の覚醒剤検挙状況

区  分 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
検  挙  人  員 110 101 90 88 95
うち暴力団構成員等 45 42 37 31 40
押 収 量 (g) 150.7 36.8 22.8 47.7 91.8
【平成28年中の特徴点】
  • 検挙人員は95人で、前年対比7人(8.0%)増加
  • 暴力団構成員等の検挙人員は40人(42.1%)で、前年対比9人(29.0%)増加
  • 押収量は91.8gで、前年比44.1g(92.5%)増加

山口県の大麻事犯検挙状況

区  分 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
検  挙  人  員 1 2 7 0 9
乾燥大麻押収量(g) 1.2 28.7 12.0 30.5 517.5
大麻草押収量(本) 59 0 2.3 0 6

【平成28年中の特徴点】

  • 検挙人員は9人で、前年対比9人増加
  • 乾燥大麻の押収量は517.5gで、前年対比487.0g増加
  • 大麻草の押収量は6本で、前年対比6本増加

山口県の麻薬・向精神薬事犯検挙状況

区  分 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年
検  挙  人  員 0 9 2 0 2
向精神薬押収量(錠) 0 540 0 0 0
合成麻薬押収量(g) 0 9.1 0.3 0.3 1.7
合成麻薬押収量(錠) 0 0 3 0 0

【平成28年中の特徴点】

  • 検挙人員は2人で、前年対比2人増加
  • 向精神薬押収量は0錠で、前年対比±0
  • 合成麻薬押収量は1.7gで、前年対比1.4g増加

主な薬物

区 分 一 般 名 俗  名 薬 理 作 用 形  状
覚醒剤 メタンフェタミン
アンフェタミン
及びその塩類
シャブ
S(エス)
ヤーバー(錠剤型)
 依存性が強く、乱用を続けると中枢神経に
異常をきたし、幻想や妄想に襲われる。
 また、頬がこけ、歯が抜けるなど身体への
影響も大きく、大量摂取すると、急性中毒に
より死に至る場合もある。
   覚醒剤       錠剤型覚醒剤
 パケ    錠剤
 大 麻 乾燥大麻
大麻樹脂
液体大麻
マリファナ
ハシッシュ
ハシッシュオイル
 感覚が過敏になり、変調を来したり、感情が
不安定になるため、興奮状態に陥り、幻覚や
妄想等に襲われる。
 また、何もやる気のない状態となる 「無動機
症候群」に陥ることもある。
 乾燥大麻     大麻樹脂
 乾燥大麻  大麻樹脂
合成麻薬 MDMA エクスタシー
バツ
タマ
 視覚、聴覚を変化させ、その乱用は、不安や
不眠等をもたらす。
 また、強い精神的依存性があり、乱用によっ
て錯乱状態に陥ることがあり、特に脳機能へ
の悪影響が指摘されている。
       MDMA

危険ドラッグの現状

1 危険ドラッグについて
 ○  覚醒剤、大麻、麻薬等の規制された薬物の化学構造に似せて作られた薬物
 ○   旧法・新法で、2,362物質を指定薬物として、178物質を麻薬と指定し規制  (平成29年2月24日現在)
 ○   旧薬事法改正により、平成26年4月1日から指定薬物の「所持」「使用」を禁止、罰則を規定

2 危険ドラッグのもつ危険性
 ○   接種方法~吸引、吸煙、嚥下、注射
 ○   症状~意識障害、意識酩酊、痙攣、呼吸困難等を引き起こし、死亡に至るケースも多数

3 危険ドラッグ関連事件検挙【平成28年中・全国】
  

  医薬品医療
機器等法違反
麻向法違反 交通関連違反 その他 総  計
事件数 人員 事件数 人員 事件数 人員 事件数 人員 事件数 人員
全  国 713 758 115 126 8 7 28 29 864 920

  ※危険ドラッグの検挙事件数・人員は、実務統計(警察庁において調査等により集計する数値)による。

4 危険ドラッグ乱用者年齢構成及び危険ドラッグ入手状況【平成28年中・全国】

危険ドラッグ

危険ドラッグ

(編集 組織犯罪対策課)